イールドギャップとは、不動産の利回りから借入金利(長期金利、日本の場合は10年物の国債利回りを参考にする)を差し引いた数値です。またこのイールドギャップが大きいほど、レバレッジ効果は大きくなります。レバレッジの効果の大きさを比較するには投下資本収益率(ROI)の指標を理解することが大切です。ROIが高くなればなるほど、投資した自己資金の回収期間は短かくなります。回収期間が短かければ、回収した資金で次の投資を行えるので、お金に「一生懸命」働いてもらえることになります。
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たとえば、実質利回りが10%、借入金利か2%の場合では10%−2%=8%、つまりこの8%がイールドギャップとなります。このとき自己資金を20%として、単純に利回り10%の物件を購入したときのイールドギャップとROIの関係を確認してみましょう。前提条件物件購入総額を100とすると購入総額に対する自己資金の割合、購入総額に対する借入金の割合、実質利回り10%、借入金利2%、イールドギャップ8%(計算結果収入20(20%)80(80%)10%12%)100×10%=10借入金利支払い収益ROI80×2%=11011・6=842%。よって、自己資金回収までにかかる期間は2・38年になります。仮に、購入後すぐ金利か上がってしまった場合はどうなるでしょうか。金利か4%に上昇した場合のROIは34%(回収期間2・86年)、金利が5%に上昇した場合のROIは30%(回収期間3・33年)になります。このように、金利の上昇は収益性の低下に直結し、自己資金の回収期間が大きくのびてしまうことになります。