日本の土地所有者数は、戦後の復興期を経て大幅に増加しました。終戦直後の外地からの復員、ベビーブームによる人口の増加、そして高度経済成長期にかけて世帯数が急増します。この時期の世帯数の増加は、都市部への人口集中によるものでした。この過程で、政府の持ち家政策の支援もあって、自宅敷地としての土地所有者が増えました。また高度経済成長期には、「土地は、絶対値下がりしない」「持っていれば必ず儲かる有利な資産」
戦後における土地所有者数の増加... の続きを読む
建物全体を切れ日なく、断熱材ですっぽりと覆った住宅は、屋内側の温度差が小さく、結露も発生しにくい室内環境をつくります。壁、床、天井または屋根を断熱化しても、窓がアルミサッシのままでは、窓から逃げる熱の割合が大きくなり、全体から逃げる熱の約三分の一にもなります。そこで、プラスチックサッシまたはアルミとプラスチックの榎合サッシ、あるいは断熱性の高い木製サッシに複層ガラスを用いて窓も断熱化すると、全体の
気密と断熱とは切っても切れない関係に... の続きを読む
もう、いやになるほど聞かされた文句です。しかし、現実には四人家族で三六坪もあれば、欧州の標準的な住居の面積とほぼ同等になることをご存じですか。にもかかわらず、日本の庄宅が外国に比べて狭く感じるのは、生活空間が狭い小さな部屋の集積になっているからです。欧米の住宅は、広い一室がまず中心にあり、せいぜい寝室が個室になっている程度です。日本では広めの居間があって、二間続きの座敷があって、お父さんの狭い書斎
隣家と塀で区切ったりすることも少ない... の続きを読む
断熱・気密化は、快適で健康な生活空間という住宅の基本性能を少ないエネルギー消費で確保するために絶対的に必要なものと考えられます。断熱・気密化によって得られる性能は仕住宅の質を高め、これからはさらに住宅の資産価値まで高めることが期待されています。ですから、住宅を価値ある社会資本として後世に残すためには、断熱・気密化は不可欠なことなのです。「次世代省エネルギー基準」は、生活向上と環境保全の性能基準と言
絶対的に必要なもの... の続きを読む
脅かすわけではありませんが、注文建築で住まいを建てた人の中には欠陥をめぐって裁判で争っている人が少なからずいます。しかも思うように良い結果を得られずに難儀しているケースが少なくありません。その最も大きい原因は「証拠がない」ということです。(1)大工さんが後でフローリングの下に板を張ると言った……。(2)出窓のサッシの色をホワイトにすると約束した……。(3)居間のシャンデリアはサービスで付けると言っ
欠陥をめぐって裁判で争っている人もいる... の続きを読む
家を建てるときに何を求めるかは人それぞれでしょう。でも。時代によって、また年代などによって一定の傾向があるようです。住まいづくりのサイト「すまいと」が調査した「理想の家のキーワー」では、「冬暖かく、夏涼しい」「明るい」「静か」といった空間の快適性が上位に入りましたが、それらを押さえてトップになったのは「やすらぎ・癒し」でした。他にも「家族の絆が深まる」など精神的なものを重視する傾向が見られます。住
空間の快適性とともに精神的な価値が重視される傾向... の続きを読む
老後は誰と、どこで、どんな状態で過ごすかという展望や設計を、自信をもって語れる人は、むしろ少数なのではないかと思います。しかし、仮に老人福祉が充実し、住まいがバリアフリー化し、年金や蓄えが十分であっても、必ずしも幸せな老後を送れないことは、誰もが認めるところです。結局は、夫婦、家族といった人間関係における心の問題が関わってくるからです。また、老後というと、ともすると、楽しい自由な時間を想像しますが
住まいを見つめ直す作業... の続きを読む
「財産形成にとっての有利性」という観点からすれば、否定的にならざるを得ないのです。つまり、資産運用の観点からすれば、「リスクの予測ができないものには投資してはいけない」という経済原則を忘れてはならないのです。本来、リスクというものは、「予測が可能で、かつリスクがマネジメントできなければならない」という性質のものであるべきです。リスクがマネジメントできる対象への資本投下を投資といいます。そういう観点
財産形成にとっての有利性... の続きを読む
奥さんの育った環境とか人生観にもよることが多いのですが、「私は押入れが大きくなきゃイヤだわ、納戸があれば最高」なんていっている人がいます。年とって、モノがいろいろとある夫婦ならわかりますが、若い夫婦がやれ押入れだ、やれ納戸だというのはピント外れです。押入れは1つあれば十分でしょう。押入れや納戸というのは良し悪しで、ものを片づけるためにはあったほうがいいのですが、逆にそれを悪用して、なんでも構わない
探している間に無駄なものをどんどん捨てる... の続きを読む
就任後約10年で、入社時4店舗だった支店を12店舗まで増やし、社員も25名程度たった会社を130名を超える状態に成長させた。もちろん、私がやったというのではなく、その頃の社員が一丸となって達成した成果であるが、これに一役かった自負はある。企画課長就任から3年がたち、ある程度、成果が見えてきたから、そろそろ起業しようと考えていた矢先、その会社の賃貸管理部門で大きなトラブルが発生して、前任者が突然辞め
賃貸管理部門で大きなトラブルが発生... の続きを読む